学生の時は会社は最新のツールを使いこなしていると思っていた。
もちろんその様な会社もあるのだろうが、組織の規模が大きくなるほど最新ツールは使いにくいだろう。
何故なのか?
理由は各種使用しているプラグインや社内開発ツールが最新バージョンのソフトウェアだと不具合を起こす可能性があるからだ。
アニメ制作など映像を作る仕事は年数単位で長い時間がかかる。
最初の方に作業したカットと最後の方に作業したカットでは年月に差が生まれる。
もしプロジェクトの途中でソフトウェアのバージョンアップする何が起こるのだろうか? 考えてみようと思う。
プロジェクト途中でソフトウェアのバージョンアップした場合は、前のバージョンでは問題なかったけど、現在のバージョンだと違う結果になる。またはエラーでもう作業が出来なってしまっている、という状況も生まれる。
そうなるとバージョンを戻して作業するしかない。しかし他の社内開発ツールはソフトウェアのバージョンアップに対応して最新バージョンでしか対応してない。そうなるともうどうしよない。そういうこともあり得るのだ。
なので大体の場合はプロジェクトが進行中の場合はそのプロジェクト中は統一して同じくバージョンを使用することが多い。
各種プラグインや社内開発ツールが最新バージョンで問題ないか不具合が無いか検証するするのだが大きなプロジェクトほど面倒だ。面倒だということはコストが、時間がかかるのだ。人を割いて検証作業をする必要があり、人件費がかかる。そうなると本来カットを作るために作業でできていたであろう人がその作業をすることになり、その分の作業をどこかで負担する必要がでてくる。結果プロジェクトのリソース圧迫することになる。
もちろんそれをした方がメリットが大きい場合はソフトウェアのバージョンをアップを行う。
とりあえず現行プロジェクトは安定バージョンで作業する。
プロジェクトの切り替わりのタイミングでソフトウェアのバージョンをアップデートする場合が多い。
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