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CGアニメーターが育たない理由

CGの場合はアニメーターは育ちにくいらしい。

10年くらい前に聞いた話なので今は多少マシになっているかもしれないが、構造的にそんなに変わってないように思う。

何故CGアニメーターは育ちにくいかというと、大体の学校がモデリングから順番にやっていくから。

モデリングを行ってからアニメーションに入る学科が多いと思います。

そうすると必然的にアニメーションが後回しになってあまり時間が取れなくなってしまいます。

4年あれば十分な時間が取れるので問題ない、あまり無いけれど3年あればギリなんとかなるようだ。

2年だと短い。しかし2年の学校も多いだろう。そうなると2年目にはすぐに就職活動をしなければならずアニメーションに時間が取れない。

結果CGアニメーターは育ちにくい。

作画アニメーターの場合は元から作画アニメーターを目指すので特化される。しかしCGアニメーターの場合はCGという大きなくくりで学ぶこと多い。

目次

最近の学科

学校でCGアニメーターが育ちにくい話は私が学生のころ学校の先生から聞いた話だ。

最近この話を思い出し、今でもそうなのか? と思い専門学校の授業コースというか学科を調べた。

まずCG系は圧倒的にゲーム系が多い。最近はアニメのCGも注目されてきているが圧倒的に少ない。

CGアニメーションに近いのはアニメ学科的なものがあった。これはCGというよりアニメの作画がメインでCGのアニメーションを行う、といった学科だった。

CG系の学科はアニメーションがメインのところはなくモデリングからアニメーションやエフェクト、実写合成など様々なことを行う。短い時間でこれらすべてを習得するのは難しいだろう。これは昔からそうだ。

やはり現在も状況はあまり変わっていない。おそらくしばらくは変わることもないだろう。もっともっとアニメ産業が成長して、経済効果が馬鹿でかくなってきたらCGアニメの人材の需要が増えるのに伴ってCGアニメーター専門の学科とかもでてくるかもしれない。

学校いらない?

学校でCGアニメーターが育ちにくい構造なのだが、最近はそもそも学校に行かなくてもよいのかもしれません。

無料の高性能な3DCGソフト(Blender)があり、YouTubeなど動画を簡単に発信する環境が整っている。

これを利用すれば勉強することはもちろん、就職へのアピールへとつながるだろう。もしかすると就職しなくてもそのまま仕事にできるかもしれない。

少なくても私ならそうするだろう。

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