室内の絵コンテの絵は実際にレイアウトを撮ると以外に狭いことが多い。
これは絵コンテというか室内全般の絵がイメージより実際の部屋は小さい気がする。
いい感じの絵を作るには実際の部屋は狭苦しいのだ。
おそらくドラえもんののび太の部屋は見た目よりもかなり広いはずだ。カメラなんて部屋の中に納まらないだろう。
イメージ的にはかなり広角レンズの28mm以下とかのカメラで撮ったような奥行き感だろう。しかしこのmm数のレンズでレイアウトを撮るとすごくゆがむ。
なるべく絵コンテに寄せて演技ができるように再現するがどうしても無理な場合がある。そのような場合は部屋の大きさを最小限拡大して大きくするのだ。
気にせず絵に合わせて大きくすればいいじゃん? と思う人も多いだろと思う。1枚だけ、1カットだけなら問題ない。絵的にかっこよければよい。
しかし物語の中であまり考えずにサイズ感を変えてしまうと前後カットと整合性が合わなくなるのだ。そうなると違和感を感じる。
よくあるどこかに近づくために歩くとき。そんなに歩くスペースなんてないのだ。なんで歩いたの? ってなる。
こういうことがドミノ倒しのように整合性が来るって言って最終的に違和感になってしまう。
たまにアニメを見ていてなんでそんなことになっているんだ? ってことがあると思う。そのカットはそういうしわ寄せの部分が出ているカットなのだ。
部屋のレイアウトを撮るときは部屋の大きさを気にしよう!
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