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モブの性格|アニメ制作

CGでモブ配置する時には性格を考えると良い。

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ツールが使えない

ツールなどで配置できるときは良いが、特殊な動きだったり行動が人間と違う場合はツールの企画にはまらなくて使えないときがある。

その場合は手動で配置するのだが、空間を埋めるように適当に配置すると意外と違和感がでる。

性格とストーリー

そんなときはモブの性格を考えてストーリーを作るとよいだろう。せっかちとか慎重とか年齢など。

こいつは怒りっぽいから勢いがいいとか、こいつとこいつは仲が良いから一緒にいる、慎重だからいったん止まる。そしてここには犬の糞があるからみんな避けるとかちょっとしたストーリーを作るのだ。

そうするとただ適当にモブを配置するよりずっと自然な配置ができるだろう。

有名なミサイル

別に生き物だけの話じゃない。ミサイルなどでも適応可能だ。

まっすぐに追いかけるやつ、ジグザグに追いかけるやつ、回りこむやつ。作画だと有名な板野サーカスと呼ばれるものはこのパターンのミサイルで構成されている。

板野サーカス

モブの話を少しそれるが、板野サーカス自体は高速で移動する物体を追いかけるカメラの絵にスピード感と迫力を足すための演出らしい。

言われてみれば同じ速度でミサイルをカメラが追っていたのなら絵的に止まってみえる。ごちゃごちゃした街中などであれば背景が目まぐるしく動くの多少はマシであろうが、宇宙空間など何もないところはでスピード感や迫力なんて出てない。そんな問題を解決するための板野サーカスなのだそうだ。

生き物じゃなくてよい

話がそれましたが、別に生物じゃなくても性格やストーリーを考えるとより自然にできるよってことです。

モブではなくても静止物のオブジェクトの配置でも使えると思います。

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