学生の方のポートフォリオを見させてもらう機会があるのですが、レベルが上がってきているなという印象です。
反面モーションとモーションの間がうまくつながってなくて惜しいなとも思います。
おそらく実際の人の動きの動画などを参考に真似て作っているのだと思います。
モーション単位では参考になるものがあるので間違いを発見しやすく修正できるのでしょう。しかしモーションとモーションの間の動きはうまくつながるように調整する必要があります。
参考になるものがありませんので、前後の動きから自然な動きを予想し作る能力が必要です。
そういう時は私の場合は重力や感性の法則や筋肉や人間の可動域などを考慮してシミュレーションするような感覚です。ざっくりいうとなんとなく違和感を感じるところを探っていくような感じです。
以前はそれほど気にならなかったのですが、モーション自体の動きのレベルが上がって来たからか気が付くようになりました。
例えば鉄棒みたいなところで演技して大ジャンプして着地するようなモーションがあったとして、鉄棒での演技、着地してからの演技は良いのですが、ジャンプした後の空中や着地する動作が前後の動きの大きさと合っていなかったりして違和感を覚えます。
モーションとモーションの間も意識するとよいと思います。
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